伽?琴,かやぐむ,元京愛,国楽,韓国,伝統,教室,大阪

ごあいさつ
求道する想いで

ふと目を閉じ思い出せば、過ぎ去った歳月が鮮明に頭の中に浮かび上がります。
父の大琴(テグム)、叔父の玄琴(コムンゴ)の音を聞きながら兄、元長賢と育った日々・・・・・。

元玉花先生と成錦鷲先生から伽倻琴を習い、朴貴姫先生から伽倻琴併唱を学んだ日々。
その時、その時の先生方の姿、そして沢山の先生達の期待を後にし、
新たな人生への道に進み過ごした長い歳月。

私は、日本に住んでいた二番目の兄に導かれ、若くして大阪の地に渡ってきました。
当初は短期滞在と考えていたのですが、生活を続ける中で、在日ニ世、三世をはじめ、
韓国伝統音楽に深い興味を抱いて下さる沢山の日本の方々と出逢い、
少しずつ、この地で学びの場を設け、韓国伝統音楽の普及と、その伝統を受け継ぐ
人材育成に、尽力を尽くしていこうと思うようになりました。

現在も安淑善 先生、金一球 先生に教えを乞い、韓国と日本を往復しながら求道する想いで、
遠くて難しい ソリ(音)への道を歩んでおります。
当、絃のソリ国楽院を通じ、韓国伝統文化の魅力が一人でも多くの方々に広がって行く事を願っております。

元京愛